プロジェクトストーリー 八木鋼材社員の物語

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PROLOGUE

八木鋼材社員の物語

八木鋼材で働く社員たちのプロジェクト秘話をご紹介。
取引先との関係や街中プロジェクトの裏側、さらには新規事業立ち上げの背景まで、
対談やインタビューから紐解きます。

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EPISODE.

01

垣見鉄工株式会社 K.Y様(左) ×
八木鋼材株式会社 S.S(右)

業界を共に牽引していく
随一のお客様

お互いの印象

  • K.Y
    K.Y

    八木鋼材さんとは50年近くの付き合いになります。当時からまるで家族のような、深い付き合いが続いています。歴代の担当者は、垣見鉄工のことをよく理解した上で親身になって、考えて行動してくれる人が多いなというイメージです。

  • S.S
    S.S

    垣見鉄工さんは、全国でも有数のファブリケーターだと思います。加工能力はもちろんですが、現在は最新鋭の生産管理システムを独自に開発・運用されており、管理面でも一流という印象です。だから営業担当になると決まったときは少し緊張しました(笑)。

  • K.Y
    K.Y

    初めて会ったとき、「こんちわー!」って偉そうに入ってくるから“礼儀知らずな奴が来たか…?”と思いました(笑)。でも八木鋼材さんが選んだ担当だから不安はありませんでした。今となっては本当に信頼できるし、安心して仕事を任せられる存在。社員とも上手にコミュニケーションを取ってくれるし、いつの間にか歴代の中で一番長く担当してもらっています。

  • S.S
    S.S

    垣見鉄工さんを知れば知るほど、“貢献したい!”という想いが深まるので常に自分の業務・知識レベルを上げていかなければいけないと思っています!簡単に「できない」と判断するのではなく、まずはお客様のために何ができるのか考えるということを垣見鉄工さんを通して学びました。

会社・業界のこれから

  • S.S
    S.S

    両社共に、新しい時代や世代に向かって動き出している時期だと思います。世代が変わっても変わらず強固な関係性を築いていきたいです!また、過去にC形鋼を2社で製造していたように、新しい世代でも、2社間で独自のビジネスモデルを構築できれば良いと思っています。

  • K.Y
    K.Y

    垣見鉄工と八木鋼材は、他社から見ても特別な関係だと見られていると思いますし、私も実際にそう感じます。彼も言ってくれたように、世代が変わっても良い関係性を続けていきたいし、世代によってそれぞれ特別な関係を築いていけたらいいなと。

  • S.S
    S.S

    もしかしたら、今の若い人たちには敬遠されがちな業界かもしれません。でも実際に足を踏み入れればお客様は本当に温かいし、やりがいに溢れていると思います。だからこそ若い人たちにも、もっと魅力を伝えて選ばれる業界にしていきたいです!

  • K.Y
    K.Y

    確かに。業界の遅れている部分を垣見鉄工と八木鋼材で協力しながら変えていけたらいいな。たくさんの人が集まる業界になれば、優秀な人たちも自然と増えてきて、業界も会社も伸びる。働いてみたいと思える環境にすることは業界全体で頑張っていかなければならない課題でもあると感じています。

最後にお互いへのメッセージ

  • K.Y
    K.Y

    社会情勢や鉄鋼業界内でも色々な問題や課題があるけれど、切磋琢磨しながら乗り越えて、お互いを伸ばしていけたらいいな。

  • S.S
    S.S

    垣見鉄工さんに対する想いや貢献したいという気持ちはどこにも負けないと思っています!今後とも、末永くよろしくお願いいたします!

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EPISODE.

02

某会社 K所長 ×
八木鋼材株式会社 K.H(左)

街中プロジェクト
成功の背景

進行中のプロジェクト

  • K.H
    K.H

    鉄骨重量が約150トンの3階建ての施工案件をご一緒しています。見積依頼をいただいたときに担当者がK所長だと知り、“絶対に受注したい!”と燃えていました(笑)。もともと当社から建方の発注をする関係で、今とは違う立場でお仕事をさせていただいていたのもあり、個人的には縁を感じていたので受注できたときは嬉しかったです!

  • K所長
    K所長

    過去のお仕事で縁も感じていましたが、今回八木鋼材さんとご一緒したいと思った決め手は、対応力の高さです。厳しい予算や工程に対しても「なんとかします!」と試行錯誤して動いてくれたこと、その過程での丁寧な対応など、本当に有難く心強かったです!

  • K.H
    K.H

    現場が大通りから1本入った通り沿いにある狭い場所なので、搬入や重機の始動などで事故が起こらないよう、密に打ち合わせを行ったのが印象的です。打ち合わせのとき、いつも冷静に正しい判断をしてくださるのでとても頼りになります!

  • K所長
    K所長

    住宅街での工事だったので、騒音対策も必須でしたね。営業さんにも関わらず、マメに現場に来てくださり、重機の配置や材料の置場、搬入時間の調整等、職人さんを交えた打ち合わせにも臨機応変に対応してくれるので助かっています!また、図面変更で何度かトラブルが発生してしまったのですが、そのたびに間に入って納期調整もしてくださいました。

  • K.H
    K.H

    私は実際に現場で働いた経験もあるので、それが活かされていたら嬉しいです。竣工が楽しみです!

プロジェクトを共にする仲間として

  • K.H
    K.H

    受発注の立場が逆転しても、変わらず以前のようにいい関係性でいられていると思います!K所長の打ち合わせや現場での立ち回り方は非常に参考になります。常に客観的に状況を把握されているところ、尊敬します!

  • K所長
    K所長

    八木鋼材さんは細かいところまで対応してくれる誠実な方が多いですし、現場に来て職人さんたちともコミュニケーションを取っていたり、現場寄りの考えを持っている方がたくさんいらっしゃいます。いい意味であまり商社らしくないですね(笑)。

  • K.H
    K.H

    意外に泥臭いと言われます(笑)。K所長とは規模の大小に関わらず、これからも色々なプロジェクトでご一緒させていただきたいです!次も、その次も、ご用命頂けるように日々精進します。新しい現場で会うたびに、成長した姿を見せ続けたいです!

  • K所長
    K所長

    次なる現場も是非頑張って欲しいと思います!日々知識を付け、競合他社さんに負けずにどんどんプロジェクトに挑戦していってほしいです。お互いに実績と経験を積んで、また一緒に仕事をしましょう!

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EPISODE.

03

膜・光膜天井事業 八木鋼材 N.N

社員の提案から
生まれた新規事業

膜・光膜天井事業を立ち上げたきっかけ

  • もともと、新しく事業を始められたらいいなという想いは秘めていました。そんな中、東日本大震災があり、世の中の色々なものが軽量化されていく中で天井も軽量化できないかと目を付けました。天井の施工で強度を持って固めようとすると、重量は増し、金額も上がり、手間や時間がかかるなどの課題が生まれることを知り、その改善策で軽量天井を思いつきました。調べているうちに韓国で膜が流行っていることを知り、日本でも取り入れられないか?と思い、新規事業として着手しました。

事業が成り立つのか不安だった

  • 実は当時は、膜・光膜天井事業が普及していく過程はもっと簡単だと考えていました。韓国であれだけ流行っているのだから、日本でも売れるだろうと思っていたのもあり、当面は自分一人でなんとか運営していけるだろうと(笑)。でも、実際は韓国の企業からの協力を受けるにあたって、韓国企業側に八木鋼材の狙いや方向性を伝えることにとても苦労したり、逆に韓国製品を日本で認知してもらうのが大変だったり、法的な整備が必要だったりと、たくさんの問題にぶつかりました。新規事業ならではの問題も多かったと思います。

新規事業立ち上げを経験したから得たこと

  • 新規事業の成功は、最初に立ち上げを計画した人がどこまで本気になれるかにかかっていると思います。私は成功するまでやめずに責任を持つ覚悟を決めました。その中で「一緒にやりたいです!」と言ってくれた社員が、諦めずについてきてくれたことは嬉しかったです。膜・光膜天井事業は、大きな可能性を秘めている事業です。おかげで、立ち上げ当時は想像もしていなかった規模のプロジェクトを経験でき、そこから事業の広がりを感じられたり、仕事に夢を持つこともできました。また、採用活動で、膜・光膜の事業に関わりたい!と言ってくれている学生さんが多いと耳にします。若い世代からも魅力を感じてもらえていることは素直に嬉しいです。

今後の展望

  • いずれは子会社化したいと考えています。八木鋼材から離れるということではなく、八木鋼材の1つの柱として大きくすることが目標です。また、事業を大きくしていくために、後輩が色々なことにトライしていく姿を見るのも楽しみです。八木鋼材は、自分のやってみたいことを探してトライし続ければ、平等にチャンスが転がっている会社だと思います。若い世代も一緒に盛り上げてくれることを期待しています!

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